今回は最近発売になったフードシャツについて諸々書きたいと思います。
まずアイテムとして世に出てき出したのが恐らく80年代頃のアメリカからかと思われます。 それまではスウェットパーカーやアノラックなど共生地で一体となった物が既にありましたが、ネルシャツなどのカジュアルな異素材にスウェットのフーディーを一体化したものは80年代頃のストリートシーンの影響などもあるのではと個人的には思います。
タフで使い勝手の良いネルシャツや着心地、吸湿速乾性の良いフーディーなどがストリートシーンの若者達から支持され始め、そこから当時のファッションに反映されて生まれたフーディーシャツ。
まさにストリートカルチャーとファッションが見事に融合されたモノですよね。
大体古着市場や現在のアパレルメーカーで見られるのがフード付きネルシャツですが、SOURCEでは細畝のコーデュロイ生地で制作致しました。
オリジナルアイテムを作る上でのコンセプト "古着に合って古着には無いもの” そしてSOURCEの天邪鬼精神の基、コーデュロイ生地に選定致しました。
私の感覚ですが、細畝のコーデュロイはヴィンテージの洋服と基本的に相性が抜群だと昔から感じていました。
しかしただ生地をそれにしただけでは面白くはないので、ビジュアルバランスを崩さない程度に袖先の刺繍、メランジコードと先端のチップ、ポケットステッチに拘りを入れました。
黒着用のモデルは身長172cm程度でサイジングをあえてLにする事で少しコートに近い雰囲気で着用できるので着方でまたビジュアルも変化して面白いですね。
またアイテム名の”HIGHST"というネーミングは昔の某ブランドのシーズンテーマからオマージュ的意味合いでとっていて、その時のコレクションにフード付きシャツを展開していました。
SOURCEでは日常着としてしっかり取り入れる事ができ、かつ他では中々お目にかかれないディテールを意識した洋服を展開しています。
是非今回の新作のフード付きコーデュロイシャツも店頭、WEBでチェックして頂けたらとても嬉しいです。
SOURCE 石橋